初心者のために,熱帯魚の選び方,日常の管理,餌のやり方などちょっと工夫すれば快適になる裏技,隠し技を紹介していきます。

熱帯魚を上手に運ぶ3つのポイントコツ

■熱帯魚を上手に運ぶ3つのポイントコツ

 

飼う熱帯魚の種類が決まり,水槽のセッティングも終わりました。
いよいよ水槽に魚を入れる段になりますが,
ちょっと待ってください。通信販売で買うのでなければ,
その前にショップから熱帯魚を運ばなければいけません。
下手な運び方をすると,せっかく買ったのに,
家に着いたら死んでしまったということになりかねません。
ここでは,熱帯魚を上手に運ぶ3つのポイントを伝授しましょう。

1.酸素
専門店で買うならば心配いりません。
ポリ袋に熱帯魚を入れたあと,高圧酸素を吹き込んでくれます。
そうすれば,魚の数にもよりますが,1,2日は大丈夫です。
ただ,いい加減なショップや,友だちから譲り受けるときなどは,
エアレーションが必要です。
酸素の有無をしっかりと確かめてから運ぶことが大切です。

2.水温
酸素よりもやっかいなのは,水温の変化です。
水温が急激に変化するとほとんどの魚が弱ってしまい,
最悪死んでしまいます。私が外国から輸入するときなどは,
水温の急激な変化にもっとも気を遣います。
対策としては,発泡スチロールの箱に詰めるのが一番です。
特に気温の変化が激しい夏や冬は注意が必要です。
3.運搬手段
なるべく揺らさずに運ぶことが大切です。
もちろん車や電車など,多少の揺れは仕方ありません。
ただ,床や棚に置いておくと,揺れが激しくなるので,
できれば手に持って運搬することが望ましいです。

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