初心者のために,熱帯魚の選び方,日常の管理,餌のやり方などちょっと工夫すれば快適になる裏技,隠し技を紹介していきます。

熱帯魚の餌やりで起こしやすい大きなミスとは

■熱帯魚の餌やりで起こしやすい大きなミスとは

 

自分の水槽の魚が生き生きと餌を食べているさまを見るのは,
熱帯魚飼育の醍醐味の一つといえるでしょう。
ただ,餌は魚が喜ぶものであれば何でも良い
というわけではありません。
人間でも,お菓子だけで生活できないように,魚に対しても,
きちんと栄養バランスを考えて餌を与えなくてはいけません。

ビギナーの方が陥りやすい飼育管理上のミスのほとんどが,
餌の与え過ぎによる水質悪化なのです。
量が多すぎて水槽内に食べ残された餌は
飼育水中にだんだんと溶け込んでいき,
確実に飼育水を汚します。その結果,
水が白濁したり,藻類が大発生したり,
最悪の場合
水質悪化により体調を崩した魚が病気にかかることも多いのです。

餌の与え方は,少ない量で頻繁に与えると言うのが基本です。
しかし,一日中熱帯魚たちに餌を与えているわけには
いきませんので,
朝晩2回か朝に無理でしたら晩1回でも十分に飼育できます。
また,餌を与える時,水温には注意してください。
特に,夏場水温が30度を超えている時は
与えるのを中止してください。
また夏場は朝方に餌を与えるのは控えた方が無難です。
餌を与えることにより酸欠を起こし最悪死亡する場合があります。
餌を与えるのは30度以下になってからです。

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