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千葉にもあった?水滸伝スポット

■千葉にもあった?水滸伝スポット

 

水滸伝というと中国の小説として有名です。

 

時代は北宋末期。汚職官吏や不正がはびこる世の中。

 

様々な事情で世間からはじき出された英雄好漢たちが,
梁山泊と呼ばれる自然の要塞に集結し,やがて,
「悪徳官吏を打倒し、国を救う」事を目指すようになります。

今回ご紹介するのは,千葉県香取郡にある

 

「天保水滸伝遺品館」 です。

 

香取郡東庄町笹川い580-1 
JR成田線笹川駅下車、徒歩5分のところにあります。

 

天保水滸伝とは何かというと,

 

「利根の川風 袂に入れて 月に棹さす高瀬舟」

 

と,故二代目玉川勝太郎師により語られた郷土の任侠物語です。

 

オリジナルの水滸伝は、
宋江の下に、続々と一癖も二癖もある連中が集まってきます。

 

このことから,あるリーダー的存在の下に
その人を慕う腕に覚えのある連中が集まってくるような話は
「〜水滸伝」というのが多いのです。

ここには,天保年間の郷土の任侠物語の
登場人物達ゆかりの品が展示されています。
また,
遺品館の近くにゆかりの遺跡や寺院も点在しています。

 

見所は,笹川繁蔵とその子分,
繁蔵の用心棒といわれた平手造酒の愛用した品々の展示です。

 

他の記念館や資料館と違い,一風変わっていて興味深いです。

 

 

お定まりの博物館などに飽きた人は,
この「天保水滸伝遺品館」を是非訪れてみてほしいと思います。